REITへの投資はおいしいか? | マネーゲーム ~勝つための方法~

REITへの投資はおいしいか?

またまた本を読んでいます。

今回読んでいる本は、如何にして自分の資産を守るかということをテーマにしたもので、プライベートバンカーの方が書いているものです。その中で、『間違いだらけの日本人の投資』という項目があり、REITへの投資はおいしいか??という記事がありました。

これはかなり面白かったですね。冒頭の「人口が減少しているのに不動産へ投資するのには理解できない。もし、投資するなら短期だ」という始まりに思わず「おぉ、めちゃくちゃ面白い」と感動いたしました。

私の個人的な考えでは、本というのは「たった1行」でも自分が面白いと感じる事ができれば、良い買い物をしたと思っています。だから、短い一文ですが、これを読んだだけで満足する買い物だったんです。

話を戻します。

少子高齢化が進み、長期的に見れば人口も減り不動産の必要価値が低下するということだけではなく、日本の不動産投資信託の場合は、規制の多さによる仕組みの複雑化と、その結果生じる関連会社の多さにも疑問があるようです。

これは、海外のREITと比較しての事らしいですが、関連会社が増えれば増えるほど余計なコストがかかり、投資家にとって不利な状況になりますね。

また、これは事実かは分かりませんが、戦後不動産投資を積極的に行った金融機関は不良債権を多く抱えることになりましたが、この邪魔な不動産を系列金融グループのREITに買ってもらう形で不良債権処理をしていたといいます。

恐ろしい話ですね。投資家がケツ持ちですか・・・

ま、それでもREITに魅力を感じる方は2年以内の短期投資で、総資産の10%以内での運用で様子を見るのが良いとのことです。

今現在、私は保有していませんし、これからも買う気はありませんでしたので、詳しく調べた事はないですが、じっくり慎重に検討した方が良さそうですね。


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