コンパスとは・・・
前回の記事で、マネーゲームにおいて進むべき方向を示すコンパスが必要だと書きました。さて、みなさんはどんなものを想像しますか?
投資、保険、ローンの全てに効果があるもの。。。
答えは、『金利』です。
・・・・・
当たり前じゃん!!って思った方は読み飛ばしてくださって結構です。
それ以外の方は軽く読んでください。
では、簡単にご説明します。
今、景気は良いでしょうか?金利はどうでしょうか?想像してください。
次に、10年前の景気は?金利は?同じく想像してください。
こうやって様々な年を想像していくと、1つのことに気付きます。
『景気が良い時は金利が高く、悪い時は低い』
ではないでしょうか。1つ参考資料を提供します。
◎昭和60年7月の住宅金融公庫の金利
当初10年:5.5% 以降:7.15%の2段階金利
◎平成16年10月の住宅金融公庫の金利
当初10年:2.8% 以降:3.35%の2段階金利
もの凄く違いませんか?世のお父さんお母さんは思い出したはず・・・
学生さんたちは、こんな時代があったことに驚きませんか?
ちなみに、住宅購入資金を借りた場合の両者の返済総額も参考に見たくなりませんか。。。見たくない方ごめんなさい。
例)2000万借入れ、ボ無し、35年返済 元利金等
◎昭和63年金利の場合:50,480,530円
◎平成16年金利の場合:32,788,757円
うーん、2000万を借りたのに返済額はこんなに。特に昭和63年のほう・・・初回返済額の内訳は、月112,175円の返済のうち利息が96,438円。
ということは、元金がなかなか減らないんで利息取られまくり。
やはり借金は怖いですね。
そういえば・・・
簡単に説明のはずだったのに、話がそれて長くなってしまいました。このあたりで今日は終了し、次回へ続きたいと思います。(ごめんなさい、全然話がすすんでない)
投資、保険、ローンの全てに効果があるもの。。。
答えは、『金利』です。
・・・・・
当たり前じゃん!!って思った方は読み飛ばしてくださって結構です。
それ以外の方は軽く読んでください。
では、簡単にご説明します。
今、景気は良いでしょうか?金利はどうでしょうか?想像してください。
次に、10年前の景気は?金利は?同じく想像してください。
こうやって様々な年を想像していくと、1つのことに気付きます。
『景気が良い時は金利が高く、悪い時は低い』
ではないでしょうか。1つ参考資料を提供します。
◎昭和60年7月の住宅金融公庫の金利
当初10年:5.5% 以降:7.15%の2段階金利
◎平成16年10月の住宅金融公庫の金利
当初10年:2.8% 以降:3.35%の2段階金利
もの凄く違いませんか?世のお父さんお母さんは思い出したはず・・・
学生さんたちは、こんな時代があったことに驚きませんか?
ちなみに、住宅購入資金を借りた場合の両者の返済総額も参考に見たくなりませんか。。。見たくない方ごめんなさい。
例)2000万借入れ、ボ無し、35年返済 元利金等
◎昭和63年金利の場合:50,480,530円
◎平成16年金利の場合:32,788,757円
うーん、2000万を借りたのに返済額はこんなに。特に昭和63年のほう・・・初回返済額の内訳は、月112,175円の返済のうち利息が96,438円。
ということは、元金がなかなか減らないんで利息取られまくり。
やはり借金は怖いですね。
そういえば・・・
簡単に説明のはずだったのに、話がそれて長くなってしまいました。このあたりで今日は終了し、次回へ続きたいと思います。(ごめんなさい、全然話がすすんでない)
進むべき道は?
前回、マネーゲームで闘っていくのに武器が必要だといいました。それは、保険・ローン・投資・その他の派生商品に関する知識です。でも、ここで注意が。。。武器を手にしても歩き出さなければ意味がありません。実戦経験のない専門家になりたい訳ではないですから。
では、今あなたはマネーゲームのスタート地点に立っているとします。しかし、マネーゲームは『カタチのない世界』です。さて、どの方向に歩いていけば良いのでしょうか?
みんなが歩いていく方向??それはマズイですね。その方向は、従来どおりのリスクをとらずに利益を得たいという『もうなくなった』所を目指すことになります。まだまだみんなは、それがなくなったことに気付きたくないんですよ。
ホントは分かっているんだけど、知らない所を目指すことが怖いんです。資本主義経済では好況不況を繰り返し、好況に出現したムダを不況時に淘汰して次の好況を迎えます・・・贅肉を削ぐ訳です。マネーゲームも同じで、過去創り上げた『桃源郷』に固執するのではなく、新しい場所を目指さなくてはなりません。
では、新しい場所を目指すためには何が必要か?
それは、自分が向うべき方向を示してくれる『コンパス』です。
次回、コンパスについてお話します。
では、今あなたはマネーゲームのスタート地点に立っているとします。しかし、マネーゲームは『カタチのない世界』です。さて、どの方向に歩いていけば良いのでしょうか?
みんなが歩いていく方向??それはマズイですね。その方向は、従来どおりのリスクをとらずに利益を得たいという『もうなくなった』所を目指すことになります。まだまだみんなは、それがなくなったことに気付きたくないんですよ。
ホントは分かっているんだけど、知らない所を目指すことが怖いんです。資本主義経済では好況不況を繰り返し、好況に出現したムダを不況時に淘汰して次の好況を迎えます・・・贅肉を削ぐ訳です。マネーゲームも同じで、過去創り上げた『桃源郷』に固執するのではなく、新しい場所を目指さなくてはなりません。
では、新しい場所を目指すためには何が必要か?
それは、自分が向うべき方向を示してくれる『コンパス』です。
次回、コンパスについてお話します。
マネーゲーム?
みなさん、お金に関する知識に自信がありますか?ちなみに私は、金融業界出身のファイナンシャルプランナーなので、そこそこはあるつもりです。しかし、以前はまったく自信がありませんでした。きっと多くの方と同じだと思います。
しかし何故でしょう?実生活の中で少しは学ぶにしても、学校を卒業してこれから一人立ちを迎える時点で知識がないのは??この時点から望まずとも『マネーゲーム』のスタート地点に立たされているのに。
答えの1つは、教育にこの知識が含まれていないからでしょう。今は大学でFP技能士の受験を斡旋しているところがあるようですが、本来ならもっと早くから少しずつ取り組むべきでしょう。(相変わらずアメリカより遅れています。)
もう1つは、親自身に知識がないので、子供に教える事が出来ないからでしょう。例えば『住宅ローン』について、アナタが親なら100%正しいと自信を持って子供に説明できるでしょうか?アナタが子供なら親に聞いてみてください、「元利金等と元金均等って何が違うの?」と。まぁこんな話を親子でしていたら変な家庭だと思われてしまいそうですが。。。
今、そんな事分かってるよ!と思った方は1歩進んでます。でも、住宅ローンの借り換え相談なんかを受けていると、漠然と外枠だけを知っている方が多いんです。そう、中身を知らない。
さらに別の例ですが、所得税について日本のサラリーマンは年末調整という制度があるので出産、退職などの特別な事がない限り確定申告を自分ではしません。しかし、アメリカではサラリーマンも確定申告をします。そして、知識不足による損失をだしたくないので、身近な税についての理解を深めていきます。われわれの習慣とは少し違いますよね、日本人はどちらかといえば人任せにしていますから・・・。
少し話がズレましたが、このような理由もあり私たちは、お金に関する知識を学ばないまま社会に出てしまった訳です。社会に出れば、銀行・証券会社・保険会社などのお金のツワモノ達が待ち構えています。そして、彼らの言うままに様々な契約をしてしまうのです。
武器を持たずに武装兵と戦うようだと思いませんか?
この他にもマネーゲームには様々なツワモノが出没します。自分に助言してくれる人さえも結果的には・・・なんてことも。
どうでしょう、そろそろ武器を持ったほうが良いのでは?
しかし何故でしょう?実生活の中で少しは学ぶにしても、学校を卒業してこれから一人立ちを迎える時点で知識がないのは??この時点から望まずとも『マネーゲーム』のスタート地点に立たされているのに。
答えの1つは、教育にこの知識が含まれていないからでしょう。今は大学でFP技能士の受験を斡旋しているところがあるようですが、本来ならもっと早くから少しずつ取り組むべきでしょう。(相変わらずアメリカより遅れています。)
もう1つは、親自身に知識がないので、子供に教える事が出来ないからでしょう。例えば『住宅ローン』について、アナタが親なら100%正しいと自信を持って子供に説明できるでしょうか?アナタが子供なら親に聞いてみてください、「元利金等と元金均等って何が違うの?」と。まぁこんな話を親子でしていたら変な家庭だと思われてしまいそうですが。。。
今、そんな事分かってるよ!と思った方は1歩進んでます。でも、住宅ローンの借り換え相談なんかを受けていると、漠然と外枠だけを知っている方が多いんです。そう、中身を知らない。
さらに別の例ですが、所得税について日本のサラリーマンは年末調整という制度があるので出産、退職などの特別な事がない限り確定申告を自分ではしません。しかし、アメリカではサラリーマンも確定申告をします。そして、知識不足による損失をだしたくないので、身近な税についての理解を深めていきます。われわれの習慣とは少し違いますよね、日本人はどちらかといえば人任せにしていますから・・・。
少し話がズレましたが、このような理由もあり私たちは、お金に関する知識を学ばないまま社会に出てしまった訳です。社会に出れば、銀行・証券会社・保険会社などのお金のツワモノ達が待ち構えています。そして、彼らの言うままに様々な契約をしてしまうのです。
武器を持たずに武装兵と戦うようだと思いませんか?
この他にもマネーゲームには様々なツワモノが出没します。自分に助言してくれる人さえも結果的には・・・なんてことも。
どうでしょう、そろそろ武器を持ったほうが良いのでは?